パルシステムのデメリットは4つ | 利用歴2年のリアルな感想

パルシステムのデメリットは4つ | 利用歴2年のリアルな感想パルシステムの評判・口コミ

パルシステム入会を検討している人にとって

  • 加入前にパルシステムの良くないところ、デメリットを調べておきたい
  • 公式サイトではなく、実際に利用している人の声を聞きたい

当然ですよね。パルシステムのデメリットを知って、その内容が受け入れられるかを判断してから、入会したいですよね。

公式サイトだと、利用している人からの不満点がわからないので、私のような実際にパルシステムを利用している生の声や口コミから判断したくなります。

そこで、本記事では、パルシステムのデメリットについて、利用歴2年の私が正直に話します。

また、口コミやアンケート結果を基に、他の利用者がデメリットと感じていることも紹介します。

結論から言いますと、パルシステムのデメリットは4つ

  1. 配達時間や配達日の融通がきかない
  2. 値段が高い
  3. 欠品がある
  4. 注文しない週も手数料がかかる

私はデメリットを理解した上で、それでもパルシステムが素晴らしい食材宅配サービスと感じて、今も利用しています。

ててお
ててお

ぜひリアルな声を基にしたこの記事を参考ください。

本記事の内容

  • パルシステムのデメリット(vs 他の食材宅配サービス)
  • パルシステムのデメリット(vs ネットスーパー)
  • パルシステムのデメリット(vs 近所のスーパー)
  • パルシステムの悪い評判や口コミ

本記事の信頼性

この記事を書いているのは、パルシステム利用歴2年のてておファミリーです。

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パルシステムとは

パルシステムは、首都圏を中心とした地域生協とパルシステム共済生活協同組合連合会が加盟する連合会組織で、一言でいうと生協です。

配送エリアは1都10県。福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県と関東を中心としたエリアで活動しています。

ててお
ててお

私たちは、東京都在住。
パルシステム東京にお世話になってます。

パルシステムの配達エリア

長野県での食材宅配サービスも2021年4月から開始、1都11県になりました。

取り扱う商品ですが、生鮮食品をはじめ、冷凍食品、乳幼児向け商品(ベビーフード・粉ミルク・おむつなど)、お菓子、調味料、飲料、時短商品(ミールキットなど)を2,000品以上取り揃えて非常に豊富。

ててお
ててお

日用品も取り扱っているので、パルシステムで普段の生活全般をそろえることができます。

そんなパルシステムですが、2年も利用しているとデメリットも見えてきます。

次からは、各サービスと比較したパルシステムのデメリットを挙げていきます。

パルシステムのデメリット:他の食材宅配サービスと比較

パルシステムのデメリット:他の食材宅配サービスと比較

まずは、他の食材宅配サービスと比べた場合で、パルシステムのデメリットをみていきましょう。

パルシステムのほうが価格が高い

同じ生協系の食材宅配であるコープデリと比較。よく使う商品を選びました。

商品名パルシステム
(税込み)
コープデリ
(税込み)
牛乳253円194円
食パン(6枚)171円106円
たまご(10個入り)261円235円
豆腐(300g)139円59円
ヨーグルト(400g)225円162円
ハム(6枚入りx2)430円391円

意図的に選んだわけではないですが、パルシステムがすべての商品で、コープデリよりも高い結果。

理由は

  • パルシステムは、食品の素材をコープデリよりも更にこだわっている
  • 食材の品質・安全面で、コープデリよりも厳しい基準なので、安心・安全

この食材の品質・安全面でコープデリよりも厳しい基準についてですが、誤解のないように言いますと、どちらも国が定める基準はクリアしています。

パルシステムコープデリ
国が定める基準
残留農薬の検査
放射性物質の検査
食品添加物の検査
(自社商品のみ)
加工品化学調味料を不使用
保存料・合成着色料を極力不使用
遺伝子組み換えを極力不使用

(自社商品のみ)
野菜類有機系の野菜
(自社商品のみ)
家畜類
(牛、豚、鳥)
飼料に抗生物質を極力不使用
(自社商品のみ)

パルシステムは国が定める基準に加え、オリジナルのさらに厳しい基準を設定。その基準もクリアした商品をお届けしてくれます。

ててお
ててお

3歳の息子がいる私たちの家族は、できるだけ安心・安全な食材を食べて元気に育ってほしい気持ちが最優先です。

そのため、私たちはパルシステムの値段が、コープデリよりも高いのは承知で愛用しています。

配達時間や配達日の指定や変更ができない

コープデリにも言えるデメリットですが、パルシステムなど生協系食材宅配サービスは、配達時間や配達日の指定や変更ができないんです。

しかも、平日の日中のみ配達で、土日の配達はできません。さらに、配達ルート次第で時間も変わります。

同じ地域内の組合員を効率よく回るルートで配達するので、平日の日中に配達はされますが、ルート次第で、朝一の人もいれば、夕方の人もいます。ここの時間指定もできないんです。

生協系の食材宅配は、土日の配達をおこなっておりません。

    土日の配送    
パルシステム×
コープデリ×
オイシックス
ウェルネスダイニング
わんまいる

ただし、パルシステムは、不在時の対応が手厚いことでデメリットをカバー。具体的な留守時の対応ですが、冷凍対策と盗難防止対策を施して、玄関に置き配してくれます。

  1. 真夏の炎天下で半日以上置き配しても、生鮮食品が傷まない冷凍対策
  2. 玄関に置き配するため、盗難防止対策

以上の2点を対策してくれるパルシステム。それぞれの対策の詳細は、関連記事をご覧ください。
>>関連記事:パルシステムの不在時対応 | 留守でも置き配なので、共働き夫婦も安心

また、一部地域で、パルシステムでも指定便サービスが使えるんです。

具体的には、東京都在住の方かつインターネットで注文する方に限られますが、指定便サービスが利用可能。

  1. 東京都在住の方
  2. インターネットで商品を注文する方

詳細は、関連記事:パルシステム指定便と定期便の比較をご覧ください。

とはいえ、配達日時の指定や変更NGは、私が感じるパルシステムの最大のデメリット。

実は、私だけが感じるパルシステムのデメリットじゃないんです。

下のアンケート結果をご覧ください。

配達時間・配達日を指定できないことが、パルシステム退会の最も多い理由なんです。

配達時間・配達日が指定できないことが、パルシステム退会の最も多い理由となるアンケート結果
引用:カジナビ

先ほど紹介した、パルシステム商品の値段が高いことも退会理由に多く、2つの理由をあわせると約半分の48%に到達。

値段が高いことについては、安心・安全な食材にこだわっているので、それだけ高くなるのは理解できますが、配達日時の融通がきかないのはデメリットです。

配達日時の指定ができないデメリットが受け入れられない場合、オイシックスをオススメします。

オイシックスは、生協系の食材宅配ではないですが、配達時間や配達日の指定ができます。

オイシックスにも、パルシステム同様におためしセットがあるので、入会前にクオリティーの確認もできます。

いきなり入会する前に、オイシックスのおためしセットで食材の品質や味を確認してみるのもアリ。

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パルシステムのデメリット:ネットスーパーと比較

パルシステムのデメリット:ネットスーパーと比較

次に、ネットスーパーと比べた場合で、パルシステムのデメリットをみていきましょう。

パルシステムのほうが価格が高い

結論から言いますと、他のネットスーパーより高いです。

パルシステムとSEIYUネットスーパーの商品代金を比較した表になります。

食材・商品名パルシステムの値段(税込み)SEIYUネットスーパー(税込み)
パン
(6枚切り)
171円145円
卵(10個入り)261円203円
豚バラ切り落とし199円 / 100g197円 / 100g
牛細切れ406円 / 100g297円 / 100g
しょうゆ376円 / 900ml321円 / 1,000ml
※代表的な商品の値段を選定(種類により値段は違います)

パルシステムの値段が高くなってしまう理由は、生鮮食品は国産、化学調味料を不使用といったこだわり商品を取り扱っているからです。

ててお
ててお

パルシステムは、いわゆる、「スーパーの特設コーナーで売られている商品を扱っているネットスーパー」と思っていただければよいです。

そのため、他のネットスーパーより高いです。

私たちとしては、「宅配のおかげで、実際に買いに行く労力と時間を買う感覚」で、安全・安心のこだわり食材パルシステムを利用しています。

>>関連記事:パルシステムは高いってウワサ?私の1か月の利用額と節約術を公開

配達の融通がきかない

結局のところ、食材宅配で挙げたデメリットと同じになります。

配達の融通性についてもSEIYUネットスーパーと比較してみます。

     パルシステムSEIYUネットスーパー
配達日時指定NG注文日から3日後までの
午前10時~午後10時まで
(6つの時間帯を選択可)
配達納期注文から
1週間後
3日以内
(最短は4時間)

SEIYUネットスーパーは、すぐに届く、週何回も注文できる、配達日時を指定できる。

パルシステムは、残念ながら完敗。平日日中の時間指定なしで、週1回。ここは最大のデメリットですね。

ててお
ててお

パルシステムは、配達の融通がきかないことがネックですが、安心・安全な食材を提供しているところに価値やメリットがありますね。

パルシステムのデメリット:近所のスーパーと比較

パルシステムのデメリット:近所のスーパーと比較

最後に、近所のスーパーと比べた場合で、パルシステムのデメリットをみていきましょう。

商品を手に取って確認できる / 購入後、すぐに手に入る

手に取って商品をみれる。あるいは、購入したらすぐ商品が手に入る。

これは、どの食材宅配でもネットスーパーでも勝てません。

当然と言えば当然なので、食材宅配サービスのデメリットに挙げるべきか疑問はあります。とはいえ、商品を実際に見て決められるのは、スーパーのメリットです。

ただ、パルシステム含む食材宅配サービスは、購入した商品を自宅まで運ぶ手間がかかりません。玄関まで重たい商品を運んでくれます。

  • トイレットペーパーのようなかさばる商品を玄関まで配達
  • 米や飲料のような重いものを玄関まで配達

さらに、今ではコロナ禍による3密を避けるためにも、食材宅配サービスで自宅への配送は安心感を与えてくれます。

その他のパルシステムのデメリット

他のサービスとの比較で、パルシステムのデメリットを検証してきました。

特にデメリットに感じた点は、以下の2つでした。

  1. 配達の融通がきかない
  2. 値段が高い

ここでは、その他のパルシステムのデメリットを2つ挙げます。

商品の欠品がある

2020年は新型コロナウイルスの影響で、パルシステムなど食材宅配サービスにおいて、特需がありました。

2021年も新型コロナウイルスは猛威を振るっており、引き続き特需の流れが続いています。

そのため、パルシステムとしては、職員を増強したものの、欠品が発生する事態に陥りました。

パルに興味ある人
パルに興味ある人

ハンバーグを作ろうとして、合いびき肉を注文したけど、欠品となると困りますね。

ててお
ててお

はい、親子丼を作ろうとして、鶏が欠品すれば玉子丼になりますよね。

配達当日に欠品がわかる状態だと困りますよね。

そこでパルシステムは、欠品をできるだけなくすために努力しつつも、やむを得ず欠品する場合のお知らせサービスを2020年5月から開始しました。

具体的な欠品を確認する方法は、下の3つ。

  1. パルシステムからのメール配信
  2. 欠品情報自動お知らせダイヤルへ電話
  3. 商品配達時のお届け情報で確認
ててお
ててお

私としては、欠品情報を調べる1番のオススメ方法は、自動お知らせダイヤルです。

パルシステムの欠品情報の調べ方の詳細は、関連記事:パルシステムの欠品情報の調べ方をご覧ください。

注文しない週も手数料が発生

実はパルシステム、商品を注文しない週でも、注文した週と同じ手数料がかかります。

お住まいの地域により価格が前後しますが、ザックリ値段で手数料は1回200円。各地域の手数料を表にまとめました。

地域(1都10県)手数料(税込み)
東京194円
神奈川216円
千葉194円
埼玉194円
群馬206円
栃木
(佐野市、足利市)
206円
栃木
(佐野市、足利市 以外)
200円
茨城200円
福島194円
新潟200円
山梨194円
静岡216円
※2021年3月現在
ててお
ててお

何も頼まないのに200円取られるのは、くやしいですよね。

ちなみに、この配達手数料ですが、特典で0円にできる方もいます。
下の表を見ていただくとわかりますが、未就学の子どもがいる家庭、高齢者世帯は特典を受けられる環境にあります。

割引き条件配送手数料
1回で12,000円以上注文無料
妊娠中から子どもが1歳になるまで無料
子どもが小学校入学前まで3,000円以上の利用で無料
70歳以上の世帯半額
身体障害者手帳を所持無料
被爆者手帳を所持無料

私たちのように、共働き夫婦で未就学の子どもがいる家庭に、パルシステムは心強い味方になります。

3歳の息子がいる我が家では、毎回3,000円以上の注文をしているので無料です。

パルシステムの悪い評判・口コミ(デメリット)

パルシステムの悪い評判・口コミ(デメリット)

ここまでは、各種サービスと比較したパルシステムのデメリットや私が個人的に感じるデメリットを合計4つ挙げました。

  1. 配達時間や配達日の融通がきかない
  2. 値段が高い
  3. 欠品がある
  4. 注文しない週も手数料がかかる

世間一般の方は、パルシステムのデメリットをどのように感じているのでしょうか。

配達時間や配達日の融通がきかないと感じている人はいますね。

離乳食期は下処理済みで冷凍保管可能なキューブが大活躍するのですが、一般的な商品はスーパーよりも割高ですね。
>>参考記事:パルシステムの離乳食は安全な食材で時短を実現

欠品についてのツイート。この時期は1回目の緊急事態宣言なので、パルシステムだけでなく、コープデリも欠品があり、さらにはネットスーパーも需要に対して配達員が間に合ってなかったですね。

手数料に不満の人もいます。置き配の容器を次回の返却時まで保管することがデメリットに感じてますね。

以上が、パルシステムの悪い評判・口コミでした。

もちろん、パルシステム利用歴2年の私としては、メリットの方が圧倒的に多いから続けています。

この記事では、パルシステムのデメリットだけを取り上げているので、メリットの記事もご覧ください。

>>関連記事:パルシステムのメリットは5つ | 公式サイトよりリアルな利用歴2年の感想

パルシステムのデメリットまとめ

各種サービスと比較したパルシステムのデメリット、さらには世間の評判や口コミを紹介してきました。

パルシステムのデメリットは4つ

  1. 配達時間や配達日の融通がきかない
  2. 値段が高い
  3. 欠品がある
  4. 注文しない週も手数料がかかる

私たちが、デメリットを承知の上で2年もパルシステムを利用している理由は、下の2つ。

  1. 玄関まで宅配のおかげで、実際に買いに行く労力と時間を節約
  2. 息子や家族のために、安全・安心のこだわり食材パルシステムを利用したい

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